気づけば目をパチクリ。これはチック?
小学校入学前後から、長男が強いまばたきをするようになりました。
気付けば目をパチクリ。
これはチック?
チックとは
チックとは、自分の意思とは無関係に、ある一定の運動や発声を繰り返し行ってしまう症状をいいます。
どうやら、発症は5~6歳の頃、つまり就学前後が最も多く、男の子が女の子の4~5倍多いというデータも。
子どもの場合、まばたき、顔をしかめる、首をかしげる、肩をすくめるなど、単純な動きを繰り返すチックが比較的多いようです。
原因ははっきりと分かっていないようですが、ストレスや疲労などで症状が出やすくなるという説もあります。
長男の状態にぴったり当てはまるようで、小学校入学という環境の変化がストレスになって症状が出たのかもしれません。
チックは自然に治ることが多い
就学期のチックの多くは一過性のもので、1年以内に症状が消えてしまうケースが多いようです。
そのため、特に治療はせず、まずは経過を見守ります。
気にしすぎず、子どもを見守る
長男に対しても、特に指摘せず、とにかく見守っていました。
本人も無自覚なようでした。
念のため個別懇談で担任に、学校での様子を聞くとともに、チックのことを伝えておきました。
***
どれくらいたった頃でしょうか。
1学期のうちに、いつの間にか治っていました。
長男は入学以来、毎日元気に登校していたし、話しぶりで学校生活も楽しんでいる様子が分かりました。
それでも小学校入学というのは大きな環境の変化で、それに一生懸命対応しようとしているんだなと思いました。
振り返ると、長男の強いまばたきは、6歳年下の弟が生まれる前にも気になっていました。
そのときも、「自分がお兄ちゃんになる」という未知の世界を前に、ストレスや不安が膨らんでいたのかもしれません。
チックは子どもなりに頑張っている表れ?
チックは、子どもが、自分なりに頑張っているときの表れなのかもしれません。
チックが出ると「大丈夫かな?」と心配になったり、指摘したくなったりすることもありますが、きっと子どもは、 一生懸命に新しい環境に適応しようとしているところ。
長男は、一時のように頻繁なまばたきはなくなりましたが、それでもたまに、目をギュッとしているのを見かけます。
これが、チックなのか、単なるクセなのか…?
正直わかりません。
でも、わたしがすべきことは、それを指摘することではないなと思いました。
症状を出すことで、心のバランスを取っているのかもしれない。
毎日を一生懸命生きている証と思ってあげるといいかもしれない。
指摘せず、その状況を温かく見守り、 成長を応援してあげたいと思いました。
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