こんにちは!
6歳差兄弟を育てる2児の母・ひまわりと申します。
長男は小2からチャレンジのオプション教材「かがく組」の購読をはじめました。
この記事は、そのレビューです。迷っていらっしゃる方の参考になればうれしいです。
「かがく組」ってなに?
「かがく組」は、進研ゼミ小学講座2~4年生を対象としたオプション教材(冊子)です。年間12冊で、チャレンジとは別に月初に届きます。
「かがく組」の狙いは、
- 「自然」「社会」「文化」「科学技術」の4つの分野で知的好奇心を伸ばす
- 興味の幅を広げ、問題を発見し、自ら解決する力の土台を育む
3年生からは、プログラミング教材やWEBコンテンツもはじまります。
「かがく組」をはじめた理由5つ
1冊 約1000円と、決して安くはない「かがく組」ですか、わが家が購読してみようと思った理由は次の5つです。
「なぜ?」を知るきっかけになる
「雷はどうやって落ちるの?」「雨はどうやって降るの?」
年小~年中の頃からはじまる「なぜなぜ期」。
それらの質問は、親が子どもに教えるには難しすぎて、「どうしてだろうね~」と共感しながら放置。
図書館で調べてみても園児には難しくてまた放置。やがて子ども本人も、そんな疑問を持ったことさえ忘れ、興味の矛先はゲームやYoutubeへと変化…。
そんなご家庭は意外と多いのではないでしょうか。
素朴な「なぜ?」「どうして?」という疑問は、成長するに連れて減ってしまうのかなと思います。
でも、それはもったいないこと。「かがく組」が、もう一度「なぜ?」「どうして?」を考えるきっかけになったらいいなと思いました。
親が理科を教えるのは難しい
小学校くらいの学習内容であれば、国語、算数なら親でもまぁ、教えられそうです。
しかし理科となると、話は別。同じように教える自信、わたしにはありません。でんじろう先生のように、子どものハートを掴む面白い実験でもできるのならいいですが…。
長男は「実験やりたい」と理科を楽しみにしていますが、2年生はまだ授業がありません。親の限界を越えた部分は教材に頼ろうと思いました。
大人も知らない「身近なモノのしくみ」が分かる

たとえば、水洗トイレの水が流れるしくみ。
ご存知でしょうか?
文系のわたしにはチンプンカンプン。というか、興味さえなかったのですが、子どものナゼナニ?に付き合っているうちに、「そういえばなでだろう?」と、いろいろな”モノのしくみ”を知りたくなりました。
「かがく組」には、そういった身近なモノのしくみを図解するコーナーもあり、一緒に読みたいと思ったのです。
「自分では選ばないジャンル」も読める
書店や図書館で本を選ぶと、『恐竜、宇宙…』など、いま興味がある分野を選ぶことがほとんどです。
仮に『トイレ図鑑』とかあっても、まず手に取らないでしょう。
でも、知ってみると、意外と面白いことは世の中多いもの。知らない世界を知り、新しいことに興味を持つきっかけになればと思っています。
兄弟で読める
「かがく組」は読み物なので、1度購読すれば、兄弟姉妹で一緒に読めます。
進研ゼミのFAQでは「2020年度『かがく組2年生』は2019年度以前と同じ内容です」と書いてあり、そう頻繁に中身が変わることもないよう。
兄弟がいても、1度購読すればふたりで読めるのはメリットです。
「かがく組」届いてどうだった?
さて、4月上旬に「かがく組」1号が届きました。封を開いた第一印象は、
「あれ?これって、『わくわくサイエンスブック』と似てる?」
「わくわくサイエンスブック」と「かがく組」を比較すると…

チャレンジ2年生には、毎月「わくわくサイエンスブック」という冊子が付いてきます。
チャレンジ1年生にも付いてくる冊子なのですが、1年生のときはチャレンジタッチをやっていたので、すっかり忘れていました。(チャレンジタッチには電子配信されるのですが、たぶん子どももほとんど読んでなかつたかと…)
「かがく組」と「サイエンスブック」。
限りなく存在が被っていそうなこの2冊を、4月号で比べてみました。
かがく組2年生 1号

ページ数 | 60ページ |
特集 | イヌ・ネコはかせになろう! |
おはなし | オオカミがイヌになった日 |
サイエンスマジック(実験) | 文字が浮き出るバナナ |
ナゼ?ナニ? | イヌがおしりのにおいをかぎ合うのはなぜ?ほか |
しくみはっけん | えんぴつけずり |
もやもやパズル | 脳トレパズル |
ものしりずかんカード | イヌ・ネコ |
わくわくサイエンスブック2年生 4月号

ページ数 | 48ページ |
特集 | どうぶつのしっぽじまん大会 |
おはなし | ゲンが二年生になった日 |
もっときらきら2年生(よみもの) | 1年生に やさしくしよう |
サイエンスマジック(実験) | 絵の色、いろいろへんしん マジック |
コラショスクープ | 地下鉄の運転士さんのかばんにトイレが入ってるって本当? |
コラショのずこうしつ(工作) | 「とぶ鳥」を作ろう |
おでかけめいろ | めいろ |
コラショシアター | 4コマまんが |
どちらの内容も面白そう!ですが構成も、コーナーも似ている。
公式サイトには、「わくわくサイエンスブック」の紹介も、
- 知的好奇心を高める読み物
- 幅広いテーマで理科・社会の興味を広げる
です。
一方、「かがく組」の表紙には、
- 「もっと知りたい!」気持ちが伸びる知的好奇心の本
と紹介があります。
まさに、チャレンジ本体の教材だけでは物足りない方におすすめ!という感じでしょうか。
「かがく組」のおすすめできる点
さて、気を取り直して(?)、「かがく組」の魅力をまとめてみます。
テーマが幅広い

巻頭特集の年間テーマは公表されていますが、生き物(動物、昆虫、人間)、自然科学(天気、宇宙)、科学技術(電気)、社会(お金、仕事、国際)などです。
わたしは、小学生のうちは、まずいろいろなモノ・コトに浅くてもいいから触れて、そのなかから自分が興味を持てるものを見つけていけばいいと思っています。
そういう点では、親だけでは興味を広げるのが難しい分野が幅広く網羅されている点が「かがく組」のいちばんの魅力でしょうか。
- 「なぜ?」を知るきっかけになる
- 親が教え辛い理科学分野を広く知れる
- 大人も知らない「身近なモノのしくみ」が分かる
- 「自分では選ばないジャンル」も読める
身近なもので実験ができる

1号で紹介されていたのは、“バナナの皮に文字が浮き出る”というもの。家庭でも準備できる材料で実験できるので、これは子どもに評判がよさそうです。
読書もできる
毎号、読み物もあるので、読書の習慣づけにもなります。
「かがく組」は進研ゼミ会員でなくても定期購読可能
「かがく組」は、「進研ゼミ 小学講座」を受講していなくても購読できます。
1号あたり 1,027円(税込) ※2020.4現在
月払いでも一括払いでも価格は同じで、割引はありません。
1冊約1000円は、チャレンジ本体にあれだけ教材が付いてくることと比較すると、ちょっと高いような…?
でも、教材選びって意外と骨が折れるし、年齢に合った本を探すのも一苦労。すぐ見つかるとも限りません。
特にいまは休校続きなので、ひとまず続けてみようと思います。


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