意外と多い新1年生の入学準備品。それ、どこに売ってるの?

小学生
Photo by まんだむ(photoAC)

新1年生がいるご家庭では、年明けに入学説明会があり、いよ本格的な入学準備がはじまろうとしているところでしょうか。

わたしは勝手に、「保育園より小学校の方が準備も楽かな?」と思っていましたが、それは大間違いでした!

地域や学校によって様々であることを前提に、個人的な体験談をまとめました。

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小学校の入学準備で驚いたこと

入学準備で「え!そうなの?」と思ったことは、いくつかありました。

準備品が多い

文房具、体操服、給食まわり…。

考えてみれば当然ですが、準備品の多さに驚きました。

いよいよ学校生活を送るんだな…と改めて実感。

鉛筆はHBではなくB、2B

わたし(40代)が子どもの頃、「鉛筆といえばHB」でした。

しかし、最近の子は筆圧が弱いという理由でBや2Bを標準で使うようです。

過去に子どもが景品でもらってきていた鉛筆をよくよく見て見ると、確かにBや2Bでした!

トンボ鉛筆の調査では、1999年の販売数はHBが43%でトップ、2Bは22%。それが2019年になると2Bが51%、HBは20%。販売数が逆転しています。

新入生には2Bを指定している小学校もあるようで、とりあえず購入するなら2Bがおすすめのようです。

体操服が学校指定ではない

地域や学校によるのでしょうが、体操服が学校指定ではありませんでした。

体操服といえば、左胸に校章が入ったものだと思っていましたが…。

でも、すぐにサイズが小さくなってしまう体操服。

指定品でない方が安く買えるので助かります。

給食の箸は持参

学校給食がありますが、箸は各自持参とのこと。

はじめは驚いたし面倒でしたが、メリットもあるのかなと思いました。

給食は市内の給食センターから届きますが、仮に1校500名とすると(40名×2クラス×6学年+先生)、10校で5000本の箸が必要。

これを毎日、学校毎に仕訳けしたり、使い終わったものを洗浄したりするのは、労力も資源も使います。マイ箸持参により、この部分がエコに。

しかし現実には困ったこともありました。とにかく箸ケースが壊れました。

落として欠けたりフタが閉まらなくなったり。小3までに4回くらい買いなおしました。プラスチックではない木製ならよいのかもしれませんが、子どもが気に入ったものでとなると、なかなか難しいですね。

給食当番の白衣も自分で用意

わたしの子ども時代は、白衣は学校で用意されていて、当番が終わったら洗濯して翌週に持参するという方法でした。

いま思えば、こんな時代ですし自分専用のほうが衛生的ですね。

小学校の入学準備で購入したもの

上記にあげたもの以外に、「新1年生ならでは」の購入品をピックアップしてみました。

紅白帽子

赤を表にして使うことが多いのかと思って白の面に大きく名前を書いてしまったのですが(汗、わが校では基本白を使うことが多いようです。

防災頭巾・防災頭巾カバー

防災頭巾は保育園入園時に購入しましたが、6年生まで使うにはサイズが小さすぎたので新たに購入しました。

そして“防災頭巾カバー”というものがあるのですね。

ゴムなどがついていて、普段は学校の椅子にひっかけておく。体育館で行う全校集会などには、持参して座布団として使っているようです。

手作りもできますが、市販品もほとんどそのような仕様になっているようです。

鍵盤ハーモニカ

わたし自身は学校注文でしたが、子ども達は個別購入でした。

ブランドによってハードケースとソフトケースがあるのですが、個人的にはソフトケースがおすすめ。

学校に持っていくときに、持ち運びしやすいです。

カスタネット

カスタネットも各自購入。主に低学年で使用しているようで、小3ではもう使用しなくなりました。

工作用のり

保育園時代は、でんぷんのりでしたが、小学校は「液体のり」と指定がありました。

それなのに「スティックじゃなきゃいいのね」と、黄色いどうぶつの容器入りののりを持たせてしまい、子どもに指摘されるまで気付きませんでした(汗

色えんぴつ

色鉛筆ってなかなか使い切りませんよね。

わが家にはわたしのや、もらいものなどたくさんあったので、はじめはそれらを持参させていました。

でもデザインが子どもっぽすぎたり、ピンク系だったりで・・・、結局子どもの要望で新品を購入しました。(色鉛筆って、なかなか使い切ることないんだけどな)。

普段は机の道具箱にしまっておくので、12色程度のコンパクトなサイズで十分でした。

小学校の入学準備品はどこで買える?

いつものイオンに「入学準備コーナー」が!

給食白衣に帽子、防災頭巾カバー、カスタネット…。

「一体どこに売っているの?」「いろんな店をハシゴしないとそろわないのでは…?」と思ったのですが、そんな心配は無用でした。

最寄りのイオンに「入学準備コーナー」がいつの間にか出来ていて、すべて置いてありました。給食の帽子もカスタネットも鍵盤ハーモニカも。

いままでは、用がないから知らなかっただけで、「苦労せず、ちゃんと揃えられるんだ~」とひと安心。

普段は学用品売り場として店舗の片隅にこじんまりとあるのですが、シーズンになると売り場を移動&拡大しているようです。

我が家は最寄りがイオンでしたが、大きめのショッピングセンターであれば、同じような入学準備コーナーが用意されていることが多いようです。

その学区で毎年購入されるものは決まっているので、お店もそれに合わせて商品を揃えていると考えられますね。

わからない場合は、兄弟が小学生のご家庭に聞いてみると、いい情報が得られそうですね。

鍵盤ハーモニカは種類豊富な楽器店で

一連の入学準備品でいちばん高い買い物が鍵盤ハーモニカ(6000円くらい)でした。

ネットならもっと安いものがあるのでは?と探してみると、確かに破格値(1000円台)のものも!

しかし「出ない音があった」などレビューを見てやめました。

イオンの入学準備コーナーにも並んでいましたが、今回は種類が豊富だったので、楽器店で購入しました。

ネットショップは送料を含めると高くなることも

鍵盤ハーモニカ以外の物も、いくつかネットショップをチェックしてみました。

しかし、商品代金は安くても、送料がかかると「むしろ店頭商品より高い?」というパターンが多いかな(その程度の価格差しかない)という印象が強いです。

子どもが学校で使うということで、実物を見たいという考えもありました。

100均で購入できた物もある

100円ショップで購入できたものも結構ありました。

  • 文房具(携帯用鉛筆削り、セロテープ)
  • 給食袋(白衣を入れる白い袋)
  • 折り紙
  • マスク

購入はしませんでしたが紅白帽も売っていました(セリア)。ダイソーには給食当番の白い帽子も売っていました(2020年3月追加情報)。

それこそ何でも売っている100円ショップですが、たとえば色鉛筆は色数が少なすぎて学校用には適さなかったり、セロテープは100円に抑えるために長さが短めで実は割高ということも。

状況に応じて活用するのがよさそうです。

小学生の入学準備で買わずに済んだもの

保育園時代のものを流用

  • お道具箱
  • 工作用はさみ
  • 粘土
  • 上ばき、上ばき入れ

プレゼントや景品などでもらったもの

  • 筆入れ、下敷き(ランドセル購入特典)
  • 鉛筆(運動会の景品など)

長男の筆入れは黒無地で片開きタイプ。
クラスの子はほとんど両開きタイプの筆入れを持っているようで、ちょっとうらやましそうでした。
(やがて小3の途中で、ファスナー式をお年玉で購入)

お道具箱も、保育園時代のものはフタにどうぶつの絵が描いてあるので、デザインがやや幼め。

せっかく一年生なのだから、気に入ったものを新調することも考えましたが、物を捨てるにもお金のかかる時代です。

「ある物を大切に使ってほしい」という思いもあって、そのまま使ってもらうことにしました。

キャラクター入りは飽きやすい

「学校に持ってくるものはできるだけシンプルなものを」と言われていますが、ある程度は本人の好きなものを選ばせてあげたいなと思いました。

それで、ハンカチや箸箱は、本人に任せてみることにしました。

入学準備コーナーに行くと、キラキラしたキャラクターものがいっぱい。

長男は、ほとんど迷わず戦隊モノの箸箱とハンカチを選んでいました。

わたし「飽きるんじゃない?いいの?」

長男「いいの!」

でも買った途端、もうどーでもよくなっていました(笑)

店頭には、流行りのキャラクターを使った、子ども心をくすぐるデザインの物が山ほどあるので目移りしてしまうのもよく分かります。

でも、キャラクターものは、子ども本人も飽きることが多いです。

流行り廃りのサイクルも早いですし。

それでも「自分で選ぶと気分が上がる」「大切にできる」という一面も。

いくつか決めた商品だけにするなど、メリハリをつけて買い物するのがいいのかな?と思っています。

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