こんにちは!
6歳差兄弟を育てる2児の母・ひまわりと申します。
わが家では「読書100冊。読み聞かせ1000冊」を年間目標に、長男と読書を、次男と読み聞かせを楽しんでいます。そして、読んだ本のなかから「これはよかった!」「プレゼントにもおすすめ」と思ったものをこのブログでまとめています。
今回ピックアップする本は、『たんたのたんてい』です。
『たんたのたんてい』はこんな本

くりの木まちに住む元気な男の子・たんたは、ある朝、郵便受けへ新聞を取りに行きます。しかし中はからっぽ。代わりに入っていたのは、『に・じ・ は・がき』と書かれた使いかけのチューブでした。

「いったい、これは誰のものだろう?」
「どうして、ゆうびんうけに入っていたんだろう?」
「しんぶんは、どこへいってしまったんだろう?」
この謎を解くために、たんたは町へ出かけることに…。
この本、まず気になるのはイラストです。

読み聞かせをされてきた方なら「あれ、この絵はもしかして…?」と思うはず。
そう、『ぐりとぐら』の作者、中川李枝子さん、山脇百合子さんによる小学生向け童話なのです。
たんた以外に登場するのはみんな動物たち。それぞれが個性的でまた面白いのです。
『たんたのたんてい』おすすめ年齢
小1の長男が読んでいる様子をみるかぎり、小学校低学年で無理なく読める本だと思います。
いまの子ども達にとっては文章表現がやや古く感じるところもありそうですが、全体的にひらがなが多く使われていて読みやすい本でした。
読み聞かせなら年中~年長さんにもおすすめです。
『たんたのたんてい』を読んだ感想

長男は、土曜の夜からちょこちょこ読みはじめて、日曜の昼前には読み終わっていました。
ひとつの謎が解けたら、また次の謎…と、テンポよくお話が進むので、飽きずにサクッと読めたようでした。
この本のページ数は60ページ。よく読んでいる『ぼくはめいたんていシリーズ』も60ページくらいです。
一方、平行して読んでいた『エルマーのぼうけん』は120ページあって、こちらはなかなか時間かかかっています。
長男の場合、60ベージ程度のボリュームで(興味のあるジャンル)であれば、一日くらいで読めるのだな、と分かってきました。
ちなみに、たんたは虫めがねを持って事件の謎を解きに行くのですが、この本を読むと自分も虫めがねで何かを解決したくなったようで、真似して遊んでいました。
『たんたのたんてい』基本情報
- タイトル:たんたのたんてい
- 作:中川 李枝子
- 絵:山脇 百合子
- 出版社:学研
- ページ数:60p
★シリーズには『たんたのたんけん』もあります。


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