こんにちは!
6歳差兄弟を育てる2児の母・ひまわりと申します。
わが家では「読書100冊。読み聞かせ1000冊」を年間目標に、長男と読書を、次男と読み聞かせを楽しんでいます。そして、読んだ本のなかから「これはよかった!」と思ったものをこのブログでまとめています。
今回ピックアップする本は、『おおきな きが ほしい』です。
『おおきな きが ほしい』はこんな本

主人公かおるが、「おおきな木があるといいなぁ」とお母さんに語りかけながら、自分がほしいとおもっているおおきな木について想像を膨らませていく絵本です。

途中から本は縦読みになり、根本から幹をつたって、てっぺんまで、かおるが空想するおおきな木を描いていきます。ほら穴、小屋、見晴台…と、アイデアたっぷりのかおるの木は、「こんな木、わたしもほしいなぁ」とつい引き込まれてしまいます。
『おおきな きが ほしい』おすすめ年齢

幼稚園年中~年長あたりから読み聞かせができそうな本です。絵本としては文字は多い方(物語をしっかり聞かせるタイプの絵本)ですが、難しい言葉はあまりなく、動物や植物がたくさん出てきます。絵を見ながら想像力を働かせて読める絵本だと思います。
小学生なら自分で読めそうですが、また読むことに慣れていない低学年は読み聞かせでもいいかな?と思います。
『おおきな きが ほしい』を読んだ感想

「秘密基地を作りたい」とよく言っている長男。
保育園時代に買った絵本『100かいだてのいえ』も好きで、いまもたまに開いては、「きつつきの家がいちばんいい」と楽しげに見ているので、「この本にも興味もつかな?」と選んでみました。
「自分で読むのは面倒」といった印象だったので読み聞かせをしました。主人公が考えた「おおきな木」がどんな木なのか、文章を読んだあとに「ちょっとまって」と絵を確認しながらじっくりと読んでいました。
一度読み終わると、少し興味が出てきたようで、次は自分で読んでみようかなといった様子でした。

「自分だけの空間を空想するのって、子どもの頃好きだったなぁ」と、わたし自身も、読みながら自分の子ども時代も思い出し、懐かしい気持ちになれる絵本でした。
『おおきな きが ほしい』基本情報
- タイトル:おおきな きが ほしい
- 作:さとう さとる
- 絵:むらかみ つとむ
- 出版社:偕成社
- ページ数:32p
- サイズ:26cm×21cm


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