こんにちは!
6歳差兄弟を育てる2児の母・ひまわりと申します。
わが家では「読書100冊。読み聞かせ1000冊」を年間目標に、長男と読書を、次男と読み聞かせを楽しんでいます。そして、読んだ本のなかから「これはよかった!」と思ったものをこのブログでまとめています。
今回ピックアップする本は、『ぼくはめいたんてい』シリーズです。現在、わが家でいちばん人気の本です。
『ぼくはめいたんてい』シリーズはこんな本
9歳の男の子ネートが、身の回りで起こる様々な事件を、相棒犬スラッジと共に見事な推理で解決していく物語です。
現在、「めいたんていネート」シリーズとあわせて17冊発売されています。
『ぼくはめいたんてい』シリーズおすすめ年齢
漢字が少なく小学校低学年から読める物語です。
文字は大きめで挿し絵も多いので、「絵本」から「本」への移行期に読むのに向いているかもしれません。
一方、話の面白さ的には小学校高学年になっても十分に楽しめます。
『ぼくはめいたんてい』シリーズを読んだ感想
謎解き、クイズが好きならきっと面白い!

小1の長男は、これまで『ほねほねザウルス』シリーズや『かいけつゾロリ』シリーズなど、半分マンガ調の物語ばかり読んでいましたが、このシリーズをすすめてみると、1冊読んで気に入ったようで、数ヵ月のうちにシリーズのほとんどを読破してしまいました。
なぞなぞやクイズ、謎解きが好きな子なら、きっと夢中で読めると思います。
知らない言葉は意外とたくさん出てくる
外国が舞台なので、日本ではあまり馴染みのない習慣がでてきたり、また翻訳本のためか、やや独特の言い回しもあったりして、話が理解しにくいときもありました。
この本に限りませんが、小1にとってははじめて出合う言葉も多く、読みながら質問攻めに…。でも推理の先を知りたくなるようで、どんどん読み進めていました。
親が読んでも面白い!
ネートの推理が巧みで、大人が読んでも面白いです。
謎解きが終わってみると、「あぁ、このページにヒントが隠れていたのか!」と後から気付いたり。
また、ネートのまわりの登場人物は個性の強い友達ばかり。読むごとに愛着が沸いてきます。(わたしはロザモンドという女の子がお気に入りです)
挿し絵がオシャレ!

子どもに負けず、わたしも本の大ファンになったのですが、その理由のひとつが、おしゃれな挿し絵です。
全体的にイラストが多めなので、ページをめくる度に描かれているイラストも楽しめました。
パンケーキを食べたくなる!

ネートは事件の謎解きに行きづまると毎回パンケーキを食べます。それがおいしそうで、読んでいると無性にパンケーキを食べたくなります。
そんな読者のために巻末にパンケーキレシピが。実際に作ってみると、これがなかなかおいしいのです!

『ぼくはめいたんてい』シリーズ基本情報
- タイトル:『ぼくはめいたんてい』シリーズ
- 作:マージョリー・W・シャーマット、訳:小宮由
- 絵:マーク・シーモント
- 出版社:大日本図書


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