小学校低学年にプレゼントしたい本『エルマーのぼうけん』読書レビュー

My Father's Dragon 読書・読み聞かせ

こんにちは!
6歳差兄弟を育てる2児の母・ひまわりと申します。

わが家では「読書100冊。読み聞かせ1000冊」を年間目標に、長男と読書を、次男と読み聞かせを楽しんでいます。そして、読んだ本のなかから「これはよかった!」「プレゼントにもおすすめ」と思ったものをこのブログでまとめています。

今回ピックアップする本は、エルマーのぼうけんです。

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『エルマーのぼうけん』はこんな本

エルマーのぼうけん

児童向けの冒険物語として世界的ロングセラーである『エルマーのぼうけん』。

主人公の少年エルマーは、ある日、年老いた猫を助けます。エルマーは猫から、“どうぶつ島に捕らわれている竜の子ども”の話を聞き、その竜を助ける決意をし、ひとり旅立ちます。

道中、竜の救出の邪魔をしようとする島の動物たちを、エルマーはリュックに詰めたさまざまな道具を巧みに使いながら、かわしていくのです。

エルマーは竜の子どもを無事に助けることができるのでしょうか…?

***

1948年に出版されたということで、いまの時代にはそぐわない表現もでてきますが、ストーリーの本筋とは関係のない部分なので、それほど気になりませんでした。

『エルマーのぼうけん』おすすめ年齢・感想

小1の長男向けに選んでみましたが、読むのを躊躇している様子だったので、読み聞かせをすることにしました。

いくつかの章に分かれているので、「今日はここまで」「今日はここまで」といった具合に数日かけて読み進めました。

邪魔をしてくる動物たちを、エルマーが機転をきかせて切り抜けていく様子には興味を持っていました。

ただし、”エルマーがやっていること”を、文章から的確にイメージするのはちょっと難しそう。わたしが読んだあとに、「ちょっとストップ」と自分で読み直したり、表紙裏にある島の地図をみながら一生懸命想像していました。

この本、長男が普段読んでいる本と比較すると、文字量が多いことに気付きました。

エルマーのぼうけん
上は『エルマーのぼうけん』、下は『ぼくはめいたんていシリーズ』

普段読んでいるのはページ数が100ページ以下の本ばかり。文字も大きめで、行間が広かったり漫画調のページがあったりするものが中心です。

一方の『エルマーのぼうけん』は116ページ。文字も整然と並んでいます。

おそらく、子どもだけに任せていたら、読まないまま埋もれていたことでしょう。

しかし、ストーリーは長男好みだと思ったので、読まないまま放置はもったいない。だったら「わたしが読んであげよう!」と読みはじめたことで、途中、自分で頑張って読んでみたところもあり、とうとう最後まで読み切ることができました。

もう少し読書経験を積んだ頃なら、自分で読めるのかな?と思いました。

小学校低学年は、読書経験や興味によって自分で読めない場合も多いです。そんなときは、無理にすすめようとせず、読み聞かせをしてあげたらいいんだな、と思いました。

『エルマーのぼうけん』基本情報

  • タイトル:エルマーのぼうけん
  • 作:ルース・スタイルス・ガネット
  • 絵:ルース・スタイルス・ガネット
  • 訳: 渡辺 茂男
  • 出版社:福音館書店
  • ページ数:116p
  • サイズ:22X16cm
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