こんにちは!
6歳差兄弟を育てる2児の母・ひまわりと申します。
わが家では「読書100冊。読み聞かせ1000冊」を年間目標に、長男と読書を、次男と読み聞かせを楽しんでいます。そして、読んだ本のなかから「これはよかった!」と思ったものをこのブログでまとめています。
今回ピックアップする本は、『めを とじて みえるのは』です。
「モヤモヤさまぁ~ず2」の番組内で朗読されたそうですが、どんな本なのでしょうか?(少しだけネタバレしておりますのでご了承しださい)
『めを とじて みえるのは』はこんな本
女の子の素朴な問いに、パパが答える夢に満ちた絵本

「ねぇ、パパ、どうして、うみって あおいの?」
ベッドにはいって眠ろうとする女の子は、パパに聞きたいことがいっぱい!
「どうして…?」「どうして…?」
女の子の素朴な問いに、パパが素敵に答えてくれる絵本です。
絵がとってもキレイな大型絵本
この本の魅力として逃せないのは、絵がとってもキレイであること。

パパの答えに合わせて描かれた幻想的な世界が、大きなページいっぱいに描かれていて、眺めているだけでも飽きません。
『めを とじて みえるのは』おすすめ年齢
『めを とじて みえるのは』は小学校低学年向けの絵本と紹介されていたりします。
ひらがな、かたかなで書かれているので自分で読むこともできますが、読み聞かせで、パパ、ママの声で聴かせてあげるのも、想像が膨らんでいいかもしれません。
でも、個人的には、小学校入学前の幼稚園、保育園時代のお子さんに読み聞かせてあげるのがおすすめかな~と思いました。その理由は、次の感想のところで…。
『めを とじて みえるのは』を読んだ感想
子どもが現実的になってくると、共感を得にくいかも…
小1の長男に読み聞かせをしました。
親のわたしは、「絵がキレイ!」と思いながら読んでいたのですが、長男にとってはちょっとメルヘンすぎたのか、あまり物語の世界に興味をもてなかったようです…。
たとえば、女の子が「キョウリュウは、どうして いなくなちゃったの?」と問います。

するとパパは、「おおきな ききゅうに からだを むすんで、うちゅうに とびだした。いまも、そこに すんでいるんだよ。」と答えます。

でも恐竜好きで図鑑も持っている長男は、隕石が落ちて恐竜が絶滅したという説を知っているので、「なんだこれ?」ってちょっと思ったようです(汗
こういうタイプの子には、もっと幼いうちに読んであげたら楽しめるのかな?と。
反対に、奇想天外な発想を楽しめるお子さんであれば、一緒にアレコレ空想できる一冊だと思います。
親のわたしが心が洗われた
でも、親のわたしは心が洗われました。
「もう、ねなさい」と言われた女の子は、最後にひとつ質問をします。
女の子「どうして、ねなくちゃいけないの?」
それに対するパパの答えが素敵でした!
なぜなぜ期の好奇心を満たしてくれる一冊
というわけで、★5つのおすすめ絵本ですが、「なぜ?」「なぜ?」と疑問があふれ出す4~5歳前後の子ども達におすすめしたいです。
『めを とじて みえるのは』基本情報
- タイトル:めを とじて みえるのは
- 作:マック・バーネット、まつかわまゆみ(訳)
- 絵:イザベル・アルスノー
- 出版社:評論社
- 大きさ:30.5×25.5cm
- ページ数:40p


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