こんにちは!
6歳差兄弟を育てる2児の母・ひまわりと申します。
コロナ禍でニーズ急上昇の「オンライン飲み会」を先日初体験しました。
苦手意識があったので断ろうと思ったのですが、断り切れず参加したオンライン飲み会…。
でも、参加して分かったこともたくさんあったのです。
オンライン飲み会が苦手な人は、意外と多い

まだまだ普及しはじめということもあり、オンライン飲み会が苦手な人は意外と多いようなのです。
某アンケート調査では、【会社のオンライン飲み会に参加したいか?】と尋ねたところ、約7割が「絶対に参加したくない・できれば参加したくない」という回答でした(https://lipupo.com/onlinenomikaisurv)。
この調査では30代・40代より20代で参加したくない人が多かったので、「オンライン飲み会」というより「会社の飲み会」が嫌なのでは?と思いましたが(笑)。
オンライン飲み会の好き嫌い、苦手な人、平気な人というのは、一体何が違うのでしょうか?
価値観の違い
「お店で飲めない代わりに、家飲みで気分転換やストレス発散できる!」という人もいれば、「家でまでオンラインで飲むなんて疲れる…」という人も。
この2択でいうと、わたしは断然後者。もともと、リアル飲み会は「外食(料理や雰囲気)」を楽しみたいという理由が大きかったので、家のご飯をわざわざイベント化するのはおっくう…という感覚の持ち主です。
世代違い
「会社」という条件さえ外せば、若い世代ほどオンライン飲み会に抵抗ない人は多いのではないでしょうか。
子どもの頃から動画を撮られることが当たり前の世代。
YouTubeで発信したり、SNSでつながることに慣れっこな世代。
わたしはまだまだ動画の被写体になる(動く自分を見る)ことに抵抗があります…。
職種の違い
IT業界やグローバル企業など、日常的にオンラインミーティングなどを活用している職種の方は、世代を問わず抵抗が少ないかもしれません。
【リアル飲み会とはココが違った!】オンライン飲み会の実態とは

自分がオンライン飲み会に参加するなんて、ずっと先のことだろう…。と思っていたのに、まさか緊急事態宣言中にZoom飲みデビューすることになろうとは…!
億劫に感じていたオンライン飲み会でしたが、参加してみて分かったことも多々ありました。
参加してみて良かった点
設定は思ったより簡単だった
Zoomの存在は知っていたけど試すのははじめてでした。
「どうせ、上手くつながらないんだろうな」と…アクセスしてみたところ、意外とあっさり成功して焦るやら恥ずかしいやら…。
やったことはたったの3ステップ。
- Zoomをインストール
- 主催者から送られてきた招待URLをクリック
- パスワードを入力
数秒待った後、ディスプレイには見覚えのある顔が並び、その一角に自分の姿…!
「…あ!つながっちゃった」とやや困惑してしまいました。
出入り自由だと助かる
主催者が「わたしは18時から飲んでいるので、自由に出入りしてください~」と言っていたので、本当に自由に出入りしていました。
乳幼児が家にいると、ずっと画面に向かっているわけにもいきません。子育て中のママにとっては、この上なく便利に飲み会に参加できる手法だと思いました。
ながら参加も許される雰囲気
これもママや、主婦にうれしいこと。オンラインで飲みながら、家事や用事もできる。テレビ観ながら参加できる(あまり集中はできないけど)。
注文、お酌、料理の取り分け…すべて不要!
もし会社の飲み会であれば、部下ほど気楽に参加できるかもしれません。
むしろ、このコロナ禍ではじめての会社飲み会がオンラインだと、いざリアルで飲みに行ったときに、「めどくさっ!」と思うかもしれません。
自分が映ることにも意外とすぐ慣れる
自分が画面に映っている気恥しさも束の間、だんだんどーでもよくなってきました。
参加してみて気付いた点
みんながわたしを見ている!
リアルな飲み会では、前の人、斜めの人、隣の人…と、いろいろな方向を向きながらコミュニケーションするわけですが、オンラインではそれがない。メンバーの顔がズラリと画面に並び、みんなが自分の方を向いているわけです。
まるで面接をしているような圧迫感…。
しかし、それにもすぐ慣れました。みんな、見ているようで見ていないので(笑)
発言のタイミングが難しい
わたしが参加したオンライン飲み会は人数が多かった(10人以上)こともあるのですが、自分が話しかけるタイミングが分かりませんでした。「自分が話すとどう聞こえるんだろう?」「声がちゃんと届くのかな?」というのも気になりました。
話す人、話さない人で分かれる
リアル飲みであれば、近い席の人同士で複数のトークの輪ができるものですが、オンラインのトークの輪はひとつです。上記のごとく発言のタイミングが難しいので、人数が多いと「話す人」「話さない人」が自然と出やすいことが分かりました。
「この人、つまらなそうだな…」という気配も伝わりにくいので、察してもらおうと期待するのも難しいです。
でも逆に、そんなに話したくない人は、リアル飲み会以上にひっそりとしていられます。
暮らしぶりがバレる
参加メンバーの背景に映り込む「部屋」が気になります。
壁紙しか見えない人もいますが、広いリビング全体が映っている人もいて、
(わぁ~、いい暮らししてる…)とか
(ワンルームっぽいぞ…)とか
(この方はご実家かしら…)とか、
ついつい詮索したくなります。
話が途切れると、背後に映り込むモノに話題が移ることも、オンライン飲み会ならではと言えるでしょうか。
自分の部屋を映したくない場合は、バーチャル背景を入れてしまうテクもあります。
オンライン飲み会はルールを決めると参加しやすい

さて、はじめてオンライン飲み会をして思ったのは、「参加ルールを決めてくれるといいなぁ」ということでした。
ルールというと堅苦しいですが、統一認識、共通認識という程度のものです。
気心の知れた友人同士で飲む分には問題ないのですが、職場、ママ友、サークル仲間など、いろいろな価値観を持つメンバーがいる場合は、トラブルや誤解を避けるためにも、あると助かります。
たとえ自分が幹事でなくても、「こうしない?」と提案することで、自分も負担なく参加できると思います。
強要しない
「家で飲むんだから参加できないわけないでしょ」という感覚を前提にして開催を進めると、不快な思いをする人が出てしまいます。お互いのプライベートな場と時間を使うオンライン飲み会だからこそ、相手を気づかい尊重する気持ちが大切かもしれません。
開始時間、終了時間を明確に
終わりが見えないとストレスを感じる人がいるのは、会議も飲み会も一緒です。たとえ帰宅の必要がないにしても、終了時間を設定することで安心感がアップ。長く飲みたい人がいる場合は、リアル飲みにマネて、「9時からは二次会で…」と区切ったほうが、参加も離脱も決めやすい。
入退室自由、参加時間自由
自宅環境は十人いれば十通り。「5分の参加でもウェルカム!」という雰囲気だと子育て中、介護中などいろいろな立場の方が負担なく参加できてうれしいです。
退出時は声掛けできなくてもお咎めなし
これは参加してみて感じたことなのですが、先に退出したいとき、声をかけるタイミングがなかなかつかめませんでした。せっかくの話題を邪魔しちゃ悪い…と。
「自由に退出してOK。声掛け不要」としておいてくれるとうれしいと感じました。あるいは、Zoomにはチャット機能がついているので、それを活用する手もあります。
進行役がいると参加しやすい
参加者同士の関係性にもよりますが、参加メンバーが多様である場合は、進行役がいることで参加しやすくなることも考えられます。
話が盛り上がっていれば放置。ちょっと途切れた時に、話していない人に話題を振ってみたり、久々に集まるメンバーなら「近況報告しましょーか?」とみんなが話せる時間を作ってみたりと。
オンライン飲み会の上手な断り方

オンライン飲み会に参加したくない…!そんなときは、どう断るのがよいと思いますか?
わたしは最初、遠回しに断ってみたのですが、そこに「場合によっては参加するかも…」的なニュアンスを残したがために、参加せざるを得ない状況に自分を持って行ってしまいました(結果、いい経験にはなったのですが…)。
その反省も踏まえて「断り方」を考察してみました。
言い訳より本心を伝える
ついつい角が立たないように言い訳を考えたくなりますが、その場しのぎの言い訳よりも、できるだけ本心を伝えたほうが、あっさりお断りできるのではないかと思います(社会人として表現方法には気を使うべきですが)。
「オンライン飲み会はちょっと恥ずかしくて苦手です。抵抗があります」
「家族が周りにいると自分が楽しめないので遠慮させてください」
なぜ言い訳より本心がいいかというと、「オンライン飲み会の誘いを断る適当な言い訳」というものが、実は少なそうなのです。
いくつかピックアップしてみます。
- 「つなぎ方がわからないので…」
本当につなぎ方が分からない場合もありますが、日頃からスマホを使い、SNSで発信したりLINEでやり取りをしている人にとってはそれほど難しいものではありません。「教えてあげるから大丈夫!」とお世話してくださる方も、きっといるでしょう。
- 「家が散らかっているので…」
家を映したくないなら壁を背にして座れば済むし、バーチャル背景という便利な機能まであり、参加できない理由にはしづらいです。
- 「見たいTVがあるので…」
録画すれば…。「テレビ見ながら参加すればいいから!」と言い切られるかも。
- 「ノーメイクなので…」
お化粧してください。
- 「子どもが邪魔をするので…」
「一緒に参加すればいいよ~!」と言われることは多いと思います。
参加したくない理由を何かのせいにする言い訳ではなく、「わが家はこういう環境で、せっかく飲み会に参加しても十分に楽しめないので…」など、気持ちを伝えるほうが、しつこく誘われにくいのではないでしょうか。
実はオンライン飲み会は、ハッキリ断らなくても迷惑はかからない
リアル飲み会のドタキャンは迷惑がかかります。参加・不参加は早めに伝えるのがマナーです。
一方、オンライン飲み会は、参加・不参加があいまいなままでも、それほど周囲に迷惑はかかりません。
わたしがオンライン飲み会のお誘いを受けたとき、何といって断ったかというと、
「暇ではあるのですが、オンライン飲み会はやったことがなく恥ずかしいので、勇気が出たら参加します」。
このメンバーの飲み会に参加したくないわけではなく、あくまでも「オンラインがちょっと…」という気持ちだったので、いろいろ悩んだ挙句、回りくどい言い方になってしまいました。
結果、参加する流れにはなりましたが、仮に参加しなかったとしても会費があるわけではないので、たいして迷惑にはなりません。
どうしてもオンライン飲み会に参加しなければならないときの過ごし方

気は進まないけど断り切れない飲み会があるのは、リアルもオンラインも一緒。
そんなときは、できるだけ気持ちの負担を軽くするように工夫することもできます。
参加時間、退出時間を先に宣言
「オンラインは苦手なので、乾杯だけ参加しますね」
「30分で失礼させてください~」
とか、正直に、でも誠意をもって伝えておけば悪い印象は与えにくいのではないでしょうか。
人間関係や立場的に断りづらい場合、「参加した」という事実だけでも違うと思います。
その場合は、当日の飲み会中ではなく、お誘いを受けたときに伝えておくことがポイントです。
席をはずしてもいい
ずっと画面に向かっている必要もないので、適度に席を外しながらつないでおくのもひとつです。
ひたすら聞き役でもいい
そもそも、がっつり参加する必要もない、ながら参加でもいいというのが、オンライン飲み会の気楽さ。話したくない、会話に参加することが負担なら、聞いていればいい。
まとめ:オンライン飲み会はますます主流に。自分のスタンスを先に知ってもらうとラク

苦手な人こそ、早めに一回参加してみる
アフターコロナも、オンライン飲み会に誘われる機会は増えることでしょう。
そんなときに、「苦手なので参加したことないです」「やり方分からないので遠慮しときます」といつまでも断り続けるのも疲れるし、「楽しいよ、参加してみなよー」「やり方教えてあげるよー」と、いつまでも誘われ続けるのも疲れます。
むしろ早いうちに一回参加してみて、”自分のスタンス”を決めてしまったほうが周囲はツッコミにくくなるかもしれません。
断るにしても、
「一度参加したことあるのですが、どうしてもオンラインが苦手なので申し訳ありません」
と経験済みであることを明言する。
また、苦手な人は、
「乾杯だけ参加します」
「10分だけ参加します」
「7時~7時半の30分だけ参加します」
など時間で区切る。
子育て中なら、
「当日の様子で参加できそうなら参加します」
「突然退出するかもしれませんが、気にしないでください」
など、無理もしないし気も使わせない工夫をする。
自分なりの負担のない参加の仕方を持っておくとよいのではないでしょうか。
合わせて読みたい


コメント