コロナ禍で育休延長できる?保育園の登園自粛要請にどう対応する?

乳幼児

こんにちは!
6歳差兄弟を育てる2児の母・ひまわりと申します。

今回、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受けて、育児休業を延長することになりました。

いろいろ分からないこと、判断に困ることがあったのでまとめてみます。

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緊急事態宣言により保育園は登園自粛を要請

登園自粛

次男は4月から認可保育園に入所しましたが、緊急事態宣言により慣らし保育は中止、「可能な方は登園見合わせを」という要請が、市と園から届きました。

自治体によって、原則休園だったり登園自粛だったり、表現やレベル感は異なります。

市は育休からの復帰期限を延長

本来であれば、4月に入所した場合は、一定期間中に復職することが入園のルールです。復職しない場合は退所しなければなりません。

しかしながら、今回、保育園側から登園見合わせへの協力要請をしたことから、職場復帰期限も延期されることとなりました。全国的にも同じ動きがみられます。

育休延長は、誰に許可をとる?

わたしの場合、職場復帰予定日のわずか4日前に、復帰期限延長の通知が届きました。

「あぁ、それならば育児休業は延期しよう」と思ったのですが、あれ?ちょっと待って?育休ってそもそも誰に許可を取るんだっけ?少なくとも市に申請した覚えはない。

育休延長は職場に相談

市からの通知はあくまで「復帰を延長しても退園にはならない」ということを保証したのであって、そもそもの育休延長の許可は、勤務先にもらわなければなりません。なんだか混乱していました。

育休延長の資格はあるのか?

では、自分には育休延長の資格はあるのでしょうか。延長申請は間に合うのでしょうか?

これについては厚生労働省のQ&Aが分かりやすいです。

<育児休業から復職予定だったが、保育所への登園自粛を要請された場合等の育児休業の延長>
問6 保育所に子どもを入所させて復職する予定でしたが、市区町村等からその保育所への登園自粛の要請を受けたため、当面子どもを保育所に預けないこととしました。こうした場合、育児休業の延長ができるのでしょうか。

新型コロナウイルスに関するQ&A(労働者の方向け)

<子どもが1歳までの場合>と<子どもが1歳又は1歳6か月になるときの場合>で規定が少し異なります。

育休延長で育児休業給付金は支払われる?

上記Q&Aでは、「育児休業給付金は支払われます」と回答があります。

これまでと同様、職場経由で申請が必要になります。

育休延長を申し出る期限は?

上記Q&Aでは、<子どもが1歳までの場合>について、「法令上は1か月前までに申し出ることとなっていますが、労使で十分に話し合ってください」としています。

<子どもが1歳又は1歳6か月になるときの場合>については記載がないので調べたところ、「2週間前までに申し出ること」という記載を見つけたのですが、今回、そこまで余裕をもって申し出ができる方ばかりではないでしょう。

わたしの場合は、復帰予定日の「2日前」に正式に育休延長の申し出をしましたが、この事態だからでしょうか、認めてもらうことができました。

育休延長に必要な書類は?

今回わたしは、「保育所入所承諾書」と、市から届いた「登園自粛に関する通知」の2点のコピーの提出を求められました。

あとは、社内的な書類として「育児休業終了予定日変更願」を提出しました。

復帰予定日は職場と相談しましたが、今後の見通しが経たないので、ひとまず市が延長した期限ぎりぎりで提出することに。

状況をみて、もっと早く復帰できたらよいのですが、最終的に復帰日が確定したところで、再度、変更願を出すことになるとか。

そもそも育児休業は延長すべきか ?

育休延長

わたしの住む地域では、4月7日に緊急事態宣言が発令されました。当時、次男は慣らし保育中だったので、はじめは予定通り登園していました。

しかし、その間に保育園側でも緊急事態宣言中の対応が協議され、市の方針も決定されていきました。

市の通知文書は、

  • 保育園は原則として開所
  • ただし真に保育が必要な方に限る
  • 可能な方は家庭保育を

という内容でした。

「真に保育が必要」って、どこまでの人を言うの?医療従事者?ひとり親家庭?そもそも真に保育が必要だから入所できたと思っていましたが…。「こんな時だから、察してね」ってこと??

  • 感染拡大防止の趣旨のご理解と、最大限のご協力をお願いします。

こういうときの抽象的な表現って悩みます。

感染拡大防止の趣旨の理解度も、協力の度合いもかなり個人差があってブレます。わたし個人の価値観や考え方だけで判断すべきことであれば、まだよいのですが、職場と相談しなければならないことなので、もうすこし行動レベルに落とし込んでほしい…、と思うのはワガママでしょうか。。

(追記)
最初の通知から約1週間後に再び通知が届きました。そこには医療従事者やライフラインを支える職業などを”真に保育を必要とする方”と追記されていました。最初の通知では登園自粛が思うように広まらなかったのかもしれません。

(…この”真に保育を必要とする方”という表現。全国的に使われているようなのですが、他に表現方法はないものでしょうか。意図をくみ取ることはもちろんできます。でも、その他民間企業の保護者が私利私欲のために保育園を利用しているように受け取れてしまい、後味が悪いのはわたしだけ?)

職場復帰したときの影響を考えると…

しばらく書類とにらめっこして、

感染拡大防止の趣旨を理解して、最大限に協力するとなれば、育休を延長して登園をしないようにすることだという結論に達しました。

1歳で待機児童となり、かれこれ1年8か月も休んでいるので、さらに延長することを考えたときは、まずわたしの穴埋めをしてくれている同僚の顔が浮かんで気まずい気持ちもありました。

しかし、仮にわたしが職場復帰した場合、

  • わたしは職場へ
  • 長男は学童保育へ
  • 次男は保育園へ

3つの「3密」へ家族それぞれが通うことになります。仮にどこか1か所で感染が起こったら、そのリスクは計り知れません。

緊急事態宣言中、自分にできることは?

わたしは医療従事者ではないので、できることは次の2つ。

  • 自分や家族が感染拡大の一端を担わないこと
  • 家族に感染を持ち込むリスクを最小限にすること

地域によって感染者数も異なるので、危機感も対応も違いますが、時間の問題のようにも思います。

いますべきは大きく構えて小さく収めること。

自分がどう動けば、最も影響が小さくなるか、万が一のときの不安が小さくなるかを真剣に考えなければならない時期なのだと身に染みています。

緊急事態宣言解除後、慣らし保育を再開

5月25日、緊急事態宣言が解除されることになり、わたしも6月より職場復帰することが決まりました。

慣らし保育は、25日から再スタート。

登園自粛前の慣らし保育は1週間で打ち切りになっていたので、ほぼ最初からのスタートといった感じでしたが、1歳でも通いはじめれば思い出したのか、慣らし再開後の慣れ具合は早かったです。

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