2019年9月の台風19号で、はじめての子連れ避難を経験しました。
いざという時、避難所には何を持っていけばよいのか気になりますよね。
避難当時、0歳、7歳の子連れだったわが家が持参した持ち物はこちらの記事でまとめました⇒台風19号で子連れ避難。避難してよかったこと、分かったこと
今回は、そのなかでも「これは、持っていって正解だった!」「これがあると、もっとよかった!」と思ったのもをまとめました。
避難所に持っていってよかった物
厚手のレジャーシート
避難先は小学校でしたが、教室の床…、固いです。
体育館のマットも使用できましたが、数に限りがあります。
我が家が持参したのはCalemanの厚手のレジャーシート。
いわゆるビニールのレジャーシートより、ほんの少しふんわりしているだけですが、それだけでも随分と違いました。
横になった時に冷んやりしないのもよかったです。
お弁当
避難所が自宅より快適ではなく、娯楽がないのは事実です。
そんな場所だからこそ、はじめの一食くらいは非常食や簡易食ではなく、しっかりしたご飯を食べることで元気が出ました。
我が家の場合、たまたま停電に備えてご飯を多めに炊いて、おかずを作り置きしている最中だったので、それを大きめのタッパーに入れて避難所に持参しました。
ちなみに作ったのは、茄子と鶏ひき肉の炒め物。
それを白米にのせて食べたのですが、やたらと美味しく感じて…。
とても元気が出たのです。
避難による気疲れや体の疲れが癒されました。
避難しなければならないときに、お弁当やおにぎりを作る余裕なんて、普通はないのかもしれません。
しかし、非常食やパン・菓子類では得られない充足感があり、非常時の食事の大切さを身にしみて感じたので、敢えて取り上げてみました。
トランプ
子どもは娯楽がないと、どうしても「ひま~」ってなります。
ゲーム機を持ってきている子もたくさんいましたが、我が家は持っていないので、トランプやお気に入りのおもちゃを持参しました。
長男の友達はすごろくを持ってきていました。
カードゲーム類が、かさばらないし、いろいろな遊び方が出来て便利だなと思いました。
避難所に持っていけばよかった物
反対に、持っていかなかったけど、あったらよかったと思うものもありました。
うちわ
10月でしたが、空調の入っていない体育館は蒸し暑かったです。
一方、教室に移動してからはエアコンが入っていましたが、寒くなったので一旦切ると、今度は暑くなって…。
いろいろな人が集まる場所では、どうしても「わたしは暑い」「わたしは寒い」と意見の食い違いが出てきて、空調の設定も難しいです。
人の熱気で夏でもないのに暑い…なんてこともありがちなので、うちわがあると便利だと思い、早速、非常用持ち出し袋に追加しました。
スリッパ(上履き)
どこに避難するかによりますが、避難所が学校なら上履きやスリッパが必要です。
我が家はすっかり忘れていました…。
非常用持ち出し袋にも入れていないし、普段の生活でも使わない…ということろで、抜け落ちてしまいました。
まぁ、非常時だからなくても過ごせますが、できればあったほうが気持ちよく過ごせます。
まとめ:子連れ避難は、早めの準備で負担や不安を軽減できる
以上、少ないですが、基本的な避難所への持ち物に加えてあるとよい物や、忘れがちな物をまとめてみました。
こういった持ち物を準備できるのは、まだ災害が起こる前の事前避難だからで、早めの準備が肝心になります。
既に避難指示が出てしまっている状況では、物をそろえるより、急いで移動することのほうが重要になってくると思います。
しかしながら、大人だけであれば、多少の我慢は仕方がないと思えても、子どものこととなると、そもういっていられない場面もでてきますよね。
避難体験を振り返りながら、早めの準備の大切さと、快適に過ごすためのちよっとした工夫が心身の負担を減らすことを改めて感じました。
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