投資経験ゼロから「つみたてNISA」で投資信託を1本購入するまで(1)はじめる前にやったこと、理解したこと

つみたてNISA 健康・安全

こんにちは!
6歳差兄弟を育てる2児の母・ひまわりと申します。

長年、不妊治療と不育症治療にお金がかかっていたわが家ですが、ありがたいことにふたりの男児に恵まれ、いまはこの子たちの教育資金、そして自分たちの老後資金について考えるようになりました。

そして、とうとうはじめたのが「投資」です。

この記事では、投資経験ゼロ、知識ゼロだったわたしが、投資信託(つみたてNISA)をはじめる前にやったこと、理解したことを書いています。

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この記事のターゲット

この記事は、次のような方に読んでいただきたくて書いています。

  • 投資知識がない方
  • 投資経験がない方
  • 投資したいけど、何をどう選べばよいか分からない方

ここでまとめている内容は、最終的に「つみたてNISAで投資信託を1本購入する」までに学んだ知識。 できるだけやさしく書こうと思っているので、詳しい方からすると「ちょっと違うんだけど…」という表現もあるかもしれません。ご容赦くださいませ。

投資ってむずかしい…?

投資信託

投資って難しそう…。
初心者にはとても無理?

興味はあっても手を出せない方は多いことでしょう。

一方、老後2000万円問題で政府がすすめるがままに、あわてて銀行に行き、そこにある商品で投資をはじめるというのも抵抗があります。

投資初心者には、初心者なりのはじめ方、選び方がある

わたしは、ネットや本から情報を得ながら、1年くらいかけて投資について勉強してみました。

そして、「投資は初心者には難しい!」と思いました。

でも、初心者なりのはじめ方、選び方があるとも思いました。

最終的に、楽天証券につみたてNISA口座を開き、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)という投資信託を購入しました。

実は、楽天証券もeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)も、少し検索すれば、「投資初心者におすすめの1本はコレ!」とか、「投資信託やるなら楽天証券がお得!」という情報はすぐにヒットします。

でもはじめは、なぜ、それらがおすすめなのか?が分かりませんでした。

そこで、右も左もわからない状態から投資の基本(だけ)を勉強し、初心者におすすめの商品を理解し、いくつかの商品を比較検討し、「なるほど、おすすめと言われる理由が分かったぞ!」と思えるようになったところで購入を決めました。

投資経験ゼロから「つみたてNISA」をはじめるまでにやったこと、理解したことは次のとおりです。

投資信託をはじめる前にやったこと

独学

わたしが投資をはじめたいと思った理由は、「銀行に預けっぱなしのお金を老後のために増やしたい」というもの。

ひとくちに投資といってもいろいろあります。株式、投資信託、不動産購入…。
株を買うのはハードルが高い。
不動産投資も素人が手を出すと失敗しやすいという噂(そもそもそこまでの大金はない)。

なんとなく投資信託がよさそうだ…という漠然とした予備知識はありました。

そして耳にしたことのある「つみたてNISA」という言葉。

そこでまず、投資信託、おもに「つみたてNISA」について勉強してみることにしました。

投資信託の基本は本で独学

はじめは、スマホでいろいろ検索していました。詳しいサイトはごまんとヒットします。

しかし、サイトに出てくる用語が分からない(カタカナが多い!)。投資に詳しい方の文章って、初心者には難しいものが多いです…。

まずは、基本の基本を押さえる必要がありそうだ。ということで手に取ったのがこの本でした。

一番やさしい! 一番くわしい! はじめての「投資信託」入門

この本は、基本から具体的な商品選びまでまとめてあって、分かりやすかったです。

なんでもネットで調べがつく時代ですが、最低1冊は本を読んでおくと、その後の理解が早いです。大事な箇所だけ何度も読んだり、忘れてしまったことを振り返るのにも本は便利でした。

投資信託について銀行で相談してみる

具体的に活用したいお金がある場合は、預金している銀行で話を聞いてみるのも手っ取り早いです(そこで投資するかは別として)。

初心者向けの資産形成セミナーや、休日相談会を開催している銀行もあります。

わたしはある日、不運にもキャッシュカードを落としてしまったことをきっかけに、銀行で資産運用の話を聞くことになりました(親切な方が落ちていたカードを銀行に届けてくれたのでした)。

「これは、渡りに船!」と思って、いまさら聞けない基本的なことも片っ端から聞きました。分からないことは人に聞くのがいちばん。

でも、一方で、自分が「どうしたいのか」はっきりしておかないと、意図しない商品をおすすめされて終わってしまうことも。また、銀行の方は、自社商品を売ることが仕事なので、それを理解した上で聞かないといけません。

そして、その銀行で購入できる投資信託は、その銀行で扱っている投資信託だけです。おすすめされるままに決めてしまうと、後から「こっちの方がよかった」と後悔することも。

話を聞いても、決める前に一度持ち帰る。投資信託を販売しているのは銀行だけではありません。

わたしの場合、2回ほど銀行で話を聞いて「この商品でよさそう」と8割くらい決めていたのですが、知識が増えると目移りして、結局別の商品にしました。

投資初心者はこんな「投資用語」が分からない

投資信託

初心者が投資をはじめようとしたとき、まずつまずくのは難解な専門用語ではないでしょうか。

わたしは最初、本を読んでもなかなか頭に定着しませんでした。「あれ?インデックスって何だっけ?」と一度読んだ箇所を何度も行ったり来たり。

でも、よく分からないながらも、本、ネット、銀行…と多面的に情報に触れていくうちに、「あ、そういうことか!」と理解できるようになっていきました。

ちなみに、わたしがよく分からなかった、超基本的な言葉はこれらです。

そもそも投資信託って?

投資信託とは、投資家から集めたお金をまとめて、プロが運用してくれるしくみです。運用でうまれた利益は投資家に還元されます。

投資信託のメリットは、多くの人からお金を集めて運用するので、個人は少額から投資できること。

また、個人で株を買うと自分で動向を分析して売買しなければなりませんが、投資信託ではプロが代わりに運用してくれます。一旦、商品を購入してしまえば、その後はほったらかしにすることもできます。

投資信託はファンドとも呼ばれます。

証券口座って?

銀行にお金を預けるときに預金口座を開設するのと同じように、投資をはじめるときは、証券口座と呼ばれる専用口座を開設する必要があります。これは、自分が預金を預けている銀行で投資を始める場合でも、預金口座と別で開設しなければなりません。

証券口座には自分が投資した株などの資産を預けますが、現金も預けることができます。公共料金の引き落としや給与振り込みなどはできません。

証券口座へのお金の出し入れは、自分が指定した銀行口座を介して行います。

なお、「つみたてNISA」をはじめるときにはつみたてNISA専用の口座を作ることになります。これは1人1つしか開設することができません。

利回りって?

利回りとは、投資金額に対する年間収益の割合、つまり、「投資した金額に対して、1年間でどれくらい利益が出たか?」をパーセントであらわしたもの。

わたしが投資を考えはじめて最初につまずいたのが、この「利回り」でした。

資産運用のシミュレーションサイトでは、たいてい「想定利回り」を選ぶ欄が出てきます。しかし、何の数字を入れたらいいか分からない。「3%、5%、7%」から選べと言われても、何を基準に選べばよいか分からない。だって、誰だって利回りが高いほうがいいわけでしょ?

これは、後に分かったことですが、投資初心者は、はじめから利回りは気にしなくてもいいです。なぜかと言うと、「目標とする利回りを決めて商品を選ぶ」という方法を取らなくても商品は選べるからです。あと、初心者におすすめされるような投資信託の利回り相場はだいたい決まっています。

リスクとリターンって?

投資信託でいうリスクは、価格変動の振れ幅のこと。危険というより、動きが安定しないと解釈したほうがしっくりきます。リターンは投資によって得られる収益のこと。

たとえば、ある時はプラス20%にもなるけど、ある時はマイナス20%にもなることがあるとしたら、それは価格の振れ幅が大きくリスクが高い投資商品といえます。

一般的に、「リスクが大きいほどリターンが大きい(ハイリスク・ハイリターン)」「リスクが小さいほどリターンが小さい(ローリスク・ローリターン)」 という関係になります。

非課税って?

投資で得られた利益には20%程度の税金がかかります。税金が差し引かれた残額が自分の手元に残ります。

一方、世間でよく聞く「つみたてNISA」や「iDeCo」には「非課税枠」が設定されており、その枠内の金額で投資した分には、利益が出ても税金が差し引かれることはありません

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投資信託をはじめる前から挫折しそうですか?

いざ勉強をはじめても、はじめのうちはチンプンカンプンかもしれません。で、「やっぱり難しい、やーめた!」と放置してしまうのは、あまりにもったいない。せっかく思い立ったのだから、もう少し頑張ってみましょう!

本を1冊読んで理解できなければ、もう1冊読んでみる。分からない用語は、いろいろなサイトで調べてみる。人に聞く。そうして複合的に情報に触れることが理解を深めるコツ。

焦らず、ちょっと気長に構えて、少しずつ知識をためていくと、 あるとき「あ、こういうこと?」とブレイクスルーできるときが来ます。

わたしの場合、もともとはニュースで株価下落とか聞いても他人事で関心すらありませんでした。しかし投資について多少なりとも知識が付いてくると、株価の動向が以前より気になるようになっていきました。商品を買ったあとは尚更です。

知識は少しずつ定着していくものだと思いました。

投資信託をはじめる前に理解したこと

投資信託

こうして、亀の歩みで投資(投資信託)の勉強をして、わたしが理解したことは次の3つでした。

  1. 投資初心者は「つみたてNISA」がおすすめ
  2. 投資初心者は「長期・分散・低コスト」にこだわる
  3. 投資初心者は「1本で広く買える商品」が便利

次の記事では、これらひとつひとつについて解説し、最終的に1本の投資信託商品を選ぶまでをまとめます。

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