離乳食を食べない悩みは、悩みすぎずに見守ってOK!~息子5か月から1歳半までの記録~

離乳食 乳幼児

こんにちは!
6歳差兄弟を育てる2児の母・ひまわりと申します。

この記事は、「うちの子、離乳食を食べてくれない…」と悩むママに安心してもらえたら…と思って書きました。

離乳食を食べない子…わが家の次男がそうです。

1歳半で保育園入園を控えているのに、食べるメニューが増えず、かなりの偏食。

そんな次男の離乳食の進み方をまとめてみました。

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【離乳食を食べなかった次男】5か月~1歳半まで

離乳食

5~6か月

【食べるようになった離乳食】
なし

離乳食は6か月からスタートしたが…

離乳食について、はじめは1ミリたりとも心配していませんでした。

なぜなら、長男が何でも食べる子だったから。
はじめの子の経験は、どうしても子育ての基準になってしまうものですね。

そんな安心感があったからか、むしろ「離乳食は早くはじめると大変…」と思っていて、6か月の半ば頃からスタートしました。

あれ?離乳食、食べない?

離乳食おかゆ

「さぁ、はじめるか!」と10倍がゆからスタート。

「ごはんだよ~」とすすめるのですが…、「アレ?口が開かない」

なんだか関心がないみたい。

ひとまず数日間、10倍がゆを続けました。

パクっと食べることも何度かあったけど、そうして味見した結果、「おいしくない」と確認したのか、最終的には口を開けなくなりました Σ( ̄□ ̄;)。

裏ごしをやめて粘りをなくしたり、
上澄みだけあげてみたり、
米からおかゆを作ってみたり、
2週間ほど休んで再開してみたり、
試行錯誤すること数か月。

どれもダメ。

分かったことは「この子はおかゆは食べない」という事実だけでした。

結局次男は、おかゆを食べることなく、1歳過ぎて普通のご飯を食べるようになりました。

「おかゆが苦手な子もいる」とは聞くけど、そのタイプのようです。

それならそうと、教えてくれよ( ノД`)…

食材だけは試しておいた

離乳食食材

この時期に離乳食を食べないという話はよく聞きます。

だから次男の状態を心配はしなかったのですが、食べてくれないと困るはのは、アレルギーの有無が確認できないこと。

保育園入園を控えていたので、新しい食材は順番に食べさせるようにしました。

おかゆ→じゃがいも→かぼちゃ→にんじん…といった具合に。

でも、やっぱり 2口、3口と進むことはほとんどなく…。

もっぱら次男の食事は

  • わたし→アレルギーがないか確かめる
  • 次男→“食べたくないも”のを確かめる

そんな時間でした。

完全母乳だと離乳食が進まない?

授乳

「完母だと離乳食が進みにくい」と聞きますが、次男もまさに完母。

母乳が軌道にのるまではミルクを足していたのですが、やがて完母になり、数か月ぶりにミルクをあげようとしたら哺乳瓶をまったく受け付けなくなっていました。

で、離乳食を食べないから、おっぱいを控えるわけにもいかず、おっぱいを控えないから離乳食が進まず…。

体重だけは増えていたので「ま、いっか」と。

7~8か月

【食べるようになった離乳食】
・ベビーダノンヨーグルト
・岩塚のお子様せんべい
・WAKODOコーンクリームスープ
・味噌汁の上澄み(手作り) 

手作り離乳食は一旦休み

手作り離乳食は、「おかゆ、いも類、やさい数種」を試したところで、教科書通りに進めるのはやめました。

大人の食事から食べられそうなものを…と味噌汁を与えてみたら美味しかったようで、飲むようになりました。

具は食べないので「少しでも汁に栄養がいけば…」と、具沢山味噌汁に。おかげで家族は毎日野菜たっぷりの味噌汁を飲んで健康に。

「何なら食べるの?」を探す日々

離乳食ベビーフード

保育園入園前に、一つでも「食べられるもの」を見つけたかったわたしは、市販のベビーフードやおやつなどいろいろ与えてみました。

で、食べてくれたのは、「ベビーダノン」「岩塚のお子様せんべい」「WAKODOコーンクリームスープ」

これらの食べ物なら、一口で終わらずにリピートしてくれました。もはや「素材の味のみ・味付けなし」には戻れません。

ベビーフード
大人が味見しても美味しいコーンスープ。大きめパックが重宝しました(引用:和光堂

主食は「赤ちゃんせんべい」でもOK

赤ちゃんせんべい

ちょっとネットで調べたら、「ご飯を食べないなら、お米が原料の赤ちゃんせんべいでもいいですよ」という医師の話も複数あったのでちょと安心。

次男は、赤ちゃんせんべいも銘柄指定で「岩塚のお子様せんべい」以外は食べないというこだわりぶり。どれだけ違いがわかるのかしら?

ストロー、コップの練習をはじめる

赤ちゃん麦茶

麦茶を飲む練習をはじめました。

哺乳瓶がダメなので乳首タイプのマグは使わず、コップ飲みと、紙パックでストローの練習を。

ストローはガジガジかじっているだけで、飲めるようになったのは1歳なってからでした。コップですするほうが先にできるようになりました。

9~10か月

【食べるようになった離乳食】
・プレーンヨーグルト(ビヒダス)
・いちごジャム(アヲハタ砂糖不使用)
・果物ゼリー(キユーピー) 

離乳食に再トライするも…

4人のお子さんをもつママが「うちの子、離乳食を食べなかったから一旦やめて、9か月から再開したの」と言っていたのを思い出し、「そろそろ次男も食べるかな…?」と再びおかゆを作ってみたけど…食べませんでした。

ベビーフードを試すも、食べたのは果物のピューレ類だけ。

長男が大好物だったバナナも、次男は食べたり食べなかったり。最終的には手でのけるように。

食べる量が少しずつ増える

離乳食

1つ進歩したのは、9か月後半くらいから、少しだけ食べる量が増えたこと。やっとベビーダノン1個完食できるように。おせんべいも、1枚食べるように。

たとえ教科書通りでなくても「何か」が進んでいれば、そのうち食べられるようになるだろうと少し安心しました。

ヨーグルトは徐々に、ベビーダノンからプレーンヨーグルト+いちごジャムにシフト(コスパUP)。

ビヒダスが酸味が少なくて食べやすいです。裏ごし網に半日~1日のせておくとホエー(清乳)が分離できてさらに食べやすい(好みですが)。ジャムはアヲハタ砂糖不使用のいちごジャムにしました。

手作りポタージュスープは食べない!

離乳食ポタージュ

ベビーフードのコーンスープはよく飲んでいたので、「手作りしたら栄養満点?」と、コーン、ジャガイモ、ニンジンなどのポタージュを作ったのですが、どれも「べ~」っと出てくる始末。大人が食べても美味しいのに!

食事回数を2食、3食と増やす

10か月。献立の定番ラインナップはヨーグルト&ジャム、赤ちゃんせんべい、みそ汁の汁。

種類は増えなくとも「食べる」というカタチは整ってきたので、2回食、3回食と回数を増やしていきました。

11~12か月

【食べるようになった離乳食】
・うどん

主食が「せんべい」から「うどん」に

離乳食うどん

1歳が近づくと、ある程度食事らしい量を食べられるようになりました。

そしてある日、煮込みすぎたうどんあげたら食べたので、その日から、味噌汁に入れたうどんが主食に。

「作ったごはんをやっと食べてくれた!」と感無量。

ちなみに、1歳で申請した保育園は待機になり入れませんでした。離乳食を焦らなくてよくなったのは不幸中の幸い。あと半年、ゆっくり進めようと思いました。

1歳1~2か月

【食べるようになったもの】
・煮りんご
・豆腐
・麻婆豆腐
・カレーライス
・フライドポテト

家族のメニューから食べられそうなものをあげてみる

離乳食

うどんの柔らかさがOKなら、「豆腐はどうかな?」「煮りんごはどうかな?」と、食感が似ていそうなもの与えてみると食べるようになりました。

豆腐が食べられるなら、麻婆豆腐はどうかな?と長男が食べる甘口タイプをあげてみると、パクパク食べました。

麻婆豆腐が食べられるなら、麻婆うどん、麻婆丼は…?カレーライスは…?

そうやって、少しずつ新しい食材やメニューを試すようになりました。

もう、新たな離乳食メニューを試すのはやめて、普段の食事から食べられそうなものをあげることにしました。

カレーライスは、大人用から具材を取り分けて「カレーの王子様」で仕上げるという作り方をしていましたが、どうも進みが悪い。もう別に作るのはやめて、甘口カレーにヨーグルトを少し混ぜてマイルドにしてあげると、そのようがパクパク食べていました。

「もっと素材の味、薄味を体験してほしかったな」という気持ち半分、「結局食べるようになるなら、あんなに試行錯誤して食べさせようとしなくてよかったな」という気持ち半分。

フライドポテトの美味しさを知る

フライドポテト

家族が食べているものには、ほとんど興味を示さない次男でしたが、ある日、長男のフライドポテトに手を出して、その美味しさを知ってしまったようです。

こうして、白いごはんを食べるより前に、マクドナルドデビュー。意思は十分にあるので制止するのも難しく…食べすぎないように気を付けながら許容しています。

味の好みがはっきりしている

チャーハンはつまむけど、チキンライスは食べないなど、味に好みがあることが分かってきました。

こうなると1歳といえど、ごまかしながら食べさせるって、難しいですね。

ゆっくりだけど進化んでいる

離乳食ステップ

手づかみで食べるようになったり、ストローマグで麦茶を飲めるようになったりしたのがこの頃でした。

一方で、うどんと一緒に食べていた人参や白菜などの野菜は手でのけて食べなくなりました(手づかみ食べが上手になると、手でよけることも覚えた)。

進んだり戻ったりの繰り返しでしたが、大きなスパンで見ると、着実に出来ることが増えています。

よく、「大人になってもオムツしている人はいません」というけど、食事だって「大人になってもご飯を食べない人はいません」ということで気楽にその子のペースを待っていいんだなと思いました。

奥歯が生えだす

ある日、奥歯が顔を出していることに気が付きました。

この頃から1歳3~4か月にかけて、「ご飯(お米)」を食べられる量が増えていったので、奥歯の成長に合わせて、あの硬さをすりつぶせるようになったのかな?というのがわたしの勝手な推測。

そう思うと、歯もない時期からずいぶんと「食べろ食べろ」と言われてきたんだな…なんて思ってしまいました。離乳食の進みが遅い子も、歯の成長とともに必ず食べるようになるのかもしれません。

1歳3~4か月

【食べるようになったご飯】
・おにぎり

手づかみ派には「おにぎり」

おかゆを食べなかった次男の主食は、長らく「赤ちゃんせんべい」と「うどん」でした。

ご飯は1歳過ぎてから1口、2口なら食べるようになったけど、せいぜい大さじ1杯程度。すぐに飽きてしまいます。

では手づかみしやすいように…と「おにぎり」にすると興味を持ち、小さいサイズを完食するようになりました。

お米を食べてくれると、なんだか安心できます。

でも白米だとダメなので、塩昆布、おかか、ワカメ、ゴマなどの混ぜご飯おにぎりに。

手でよけて食べなくなった野菜は、おにぎりに混ぜて食べさせ、新しい食材(魚など)もおにぎりに混ぜてアレルギーチェック。

1歳5~6か月

離乳食アレルギー

振り返ればずいぶん進歩しましたが、相変わらずの偏食ぶり。とても保育園の給食を食べられるとは思いません。

でも、もう意思もはっきりしているし、なりゆきに任せるしかありません。

保育園の先生には、「献立にある食材にアレルギーがないかは試しておいてほしい」と言われました。

園で、お友達がパクパク食べるのを見れば、案外食べてくれるかもしれません(期待)。

まとめ:子どもが離乳食を食べないときの心構え

離乳食

食べないものは仕方がない。諦めて見守ればいい

同じやり方で育った長男は、ほとんど離乳食で困ることはありませんでした。

だから、次男が食べないのは、個性、個人差なんだと思っています。

むしろ、なかなか食べない次男の方が、あの手この手で工夫しているけどたいして効果なし。

となると、食べないものは仕方がないです。

いま振り返れば、いい意味で諦めて、もっとおおらかな気持ちで見守ってあげてもよかったなと思います。

食べないなりに、何かが進んでいればOK

離乳食の本に書いてある進め方は、順調に食べてくれた場合の進み方。なかなか食べない子の場合、あのスケジュールは早すぎて、とてもついていけませんよね。

はじめはやっぱり悩むけど、たまに振り返って、食べないなりに、何かが進んでいればOKなんだと思います。

子どもの成長については、先を見ても焦るばかり。

たまに振り返って「こんなに出来るようになった!」と喜びながら親バカでいるくらいが丁度いいのかも。

数ヵ月の早い、遅いは成長すると関係なくなる

寝返り、ハイハイ、離乳食、オムツ外し…。子どもが幼いときほど、成長の個人差には敏感になってしまうものです。

でも、子どもが成長してしまえば、早かった子も遅かった子も、立って歩いているし、ご飯を食べるようになるし、ひとりでトイレに行けるようになります。

成長を気にかけることはあっても、悩む必要はなかったと思うことがほとんどではないでしょうか。

悩んだときは「生まれただけで100点満点」の気持ちに戻る

わたしの子育てのベースにある思いは、子どもは、この世に誕生しただけで100点満点。

なかなか授かることができなかったこと、授かってからも苦労したことがきっかけで、そう思うようになりました。

子育てしていると、ほかの子が出来ているこをできなくて焦ったり悩んだりすることがあります。

そんなときにこの言葉を思い出して、長いようで短い子育て期間を楽しい気持ちで過ごすようにしています。

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